06. 夏は涼しく、冬は暖かい

太陽光発電を設置すると、夏は涼しくなる

太陽光発電を設置すると、夏にパネル直下の部屋が夏は涼しくなることがわかっています。
夏に涼しくなるのは太陽光発電パネルによって夏の強い日差しが遮られることが理由です。
株式会社ポラス暮らし科学研究所の実験によると、太陽光発電を設置することで野地板裏面温度が10.92度低くなるというデータがでています。
実際に設置した方の話を聞くと、室温では2度~5度程度下がるようです。

太陽光発電を設置すると、冬は暖かくなる

ここで、鋭い方は「太陽光発電パネルが日差しを遮ることが夏に涼しくなる理由なら、冬は太陽光発電を設置することでもっと寒くなるのでは」と思ったのではないでしょうか。
しかし、実際には太陽光発電パネルを設置すると、冬には直下の部屋は暖かくなることがわかっています。
これは太陽光発電パネルが放射冷却を抑制するからです。
といってもわかりにくいかもしれませんが、要は太陽光発電パネルが「お風呂の蓋」のような役割を果たすので、室内の暖かい空気を中にとどめておくことができるということです。