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機能性・デザイン性で選ぶなら
システムキッチン
System? or Sectional?
システムキッチン？セクショナルキッチン？
家を建てる上でかなり重要になってくるのがキッチン。
キッチンにもシステムキッチンとセクショナルキッチンがあり、また、完全にオリジナルでキッチンを造作する、ということもあります。
ここでは当社お勧めのシステムキッチンの選び方やメリット、デメリットなどをご紹介します。
セクショナルキッチンとは？
セクショナルキッチンは「コンビネーションキッチン」とも呼ばれています。
シンクやコンロ、作業台が独立しているモジュール式キッチンのことです。
それぞれが独立していることから組み合わせの自由度が高い、と思われますが、各社同じデザインの組み合わせのパターンはそれ程多くありません。
デザインは同じシリーズで組み合わせることで、統一したイメージにすることができます。もちろん、機能重視で選んでデザインがバラバラ、という選択も可能です。
予算が限られている場合には選択するモジュールによって、予算の調整がしやすいです。後から付け足すことも出来ます。
また、限られたスペースへ設置するにはスペースの調整がしやすいのでお勧めです。
大きなメリットとしては、コンロが故障した場合はコンロの部分だけ、シンクが壊れた場合はシンクだけ、と、部分毎の交換が可能な点です。
デメリットとしては独立したものを組み合わせるため、継ぎ目などに埃や汚れが溜まりやすく、お掃除が大変です。
システムキッチンとは？
システムキッチンはシンクやコンロ、作業台などが一体化しているキッチンのことです。
最近では食器乾燥機などが組み込まれたものもありますよね。
システムキッチンのメリット
1. デザインや機能のカスタマイズができる
システムキッチンは使う人の好みやライフスタイル、家のデザインに合わせて、色、素材、レイアウトなどの自由が利きます。
また、機能面のカスタマイズも豊富で、IHクッキングヒーターや食器乾燥機などを組み込むことも出来ます。
2. お手入れ、掃除がしやすい
システムキッチンは一体型なので、隙間が少なく、掃除の手間がさほどかかりません。
撥水加工や撥油加工が施されているものも多いので、そもそも汚れが付きにくく、掃除の手間がよりかからないようにしてあるものが多いです。
キッチンが汚れやすい揚げ物なども安心して作ることができますね。
3. 収納が豊富
システムキッチンは一体型なので、デッドスペースを極力減らす努力をしています。
その分、収納が広く、工夫されています。
必要な道具を最小限の動作で取り出せるようになっているのもシステムキッチンならではですね。
4. レイアウトが豊富
システムキッチンは様々なレイアウトに対応します。
a. 壁付けキッチン
まだまだ多い壁付けキッチン。一人暮らしのマンションなどに多い形です。
省スペースなのが特徴で、壁に向かって調理をするので、調理に集中したい方向けです。
キッチンの設備が全て横並びのI型、部屋の角に沿うようなL型など、壁付けだけでも様々なレイアウトパターンがあります。
ダイニングテーブルまでの導線を短くできるので、一連の作業が効率的にこなせます。
その反面、キッチンが丸見えになるというのがデメリットでしょうか。
丸見えなのが気になって食器棚や家電の配置などで隠すご家庭も少なくないです。
b. センターキッチン
キッチンが壁に接してないオープンスタイルのキッチンです。
センターキッチンで代表的なのは、どこも壁に接してないアイランドキッチンでしょうか。
開放感があり、スッキリしたレイアウトになります。
センターキッチンのメリットはダイニングにいる家族などとのコミュニケーションが取りやすい点にあります。
また、配膳などを手伝ってもらいやすい、小さなお子さんにも目が届きやすい、などのメリットもあります。
c. 造作壁対面キッチン
センターキッチンの配置でありつつ、キッチンとダイニングが壁で仕切られているタイプのキッチンです。
コンロの前に壁が設けられているので、落ち着いて調理ができます。また、ダイニング側からコンロの火に手をかける、といった危険性もなくなります。
吊り戸棚などで収納スペースを増やすことも。
シンクだけ壁を付けずオープンにすることもできますので、全部を壁にするよりは見た目の圧迫感を減らすこともできます。
d. パーティション対面キッチン
キッチンの周囲を低めのパネルやカウンターで囲んでいるタイプのキッチンです。
調理中に道具や具材が散らかっていても、キッチンの外からは手元が見えないので気にせず調理に集中できます。
水はねや油はねも防いでくれるので、機能面でも優れていると言えます。
c.とd.はセンターキッチンへの付加機能のような形になりますね。
センターキッチンにしたいけど、調理中の手元を見られるのがイヤ、とか、コンロにダイニングから手が伸びると恐い、など、不安を解消できるのがc.とd.になります。
キッチンを選ぶポイント
様々なレイアウトや機能があるシステムキッチン。
一度レイアウトを決めてしまうと変更するのが難しいのがシステムキッチンのデメリットの1つです。
そんなキッチンを選ぶポイントは
メインで使用する人にとって使いやすいかどうか、かなり大事になってきます。
ご自身の身長などを考えて高さを選んだり、機能面も必要なもの・不要なものを考えて選んでください。
機能面だけではなく、デザインも大事です。デザインが合わなければ使うのがイヤになることも。
お部屋とマッチしているか、使う方の好みのデザインか、も検討してください。
収納などは特に食器の数で変わってきます。
ご家族の人数、来客が多い・少ない、など、自分達のライフスタイルを考えて選びましょう。
他に共働きであれば、家事の手間を減らしたいでしょうから食洗機を付ける、などもしっかり考慮した方が後々後悔しません。
いちばん大事なのは予算と照らし合わせて問題ないかどうか、です。
その上で「必要なもの」「不要なもの」の取捨選択が必要になります。
食は生活の中でとても重要なもの。その食を担うのがキッチンです。
キッチン選びは楽しいですが、ご自分たちのライフスタイルに合ったものをしっかりと選びましょう。